できちゃった結婚で、最初にして最大のハードルは、お互いの両親への報告と挨拶です。結婚前の妊娠。入籍前に妊娠報告することになります。両親は、素直に喜べない状況かもしれません。細心の注意を払いましょう。でき婚で、義父母に挨拶するときの注意点について解説していきます。
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両親への結婚と妊娠の報告は、なるべく早めに
妊娠中に結婚式を挙げたい場合、妊娠発覚~結婚式当日まで、準備期間は、実質3~4ヶ月しかありません。親への報告と、結婚の挨拶は、なるべく早めにしましょう。結婚の意志を固めたら、すぐに行動に移す必要があります。
双方の両親が、すんなり結婚を了承してくれるかどうかわかりません。揉めて長引いたら、妊娠中のおめでた婚・授かり婚ではなく、産後の結婚式になってしまう可能性があります。
「親に怒られるから・・・」「反対されたら・・・」という不安な気持ちと向き合いながら、勇気を出して、一歩前に進みましょう!
報告を伝える順番は、彼女の両親⇒彼氏の両親
両親への挨拶と結婚・妊娠報告は、一般的には、彼女の両親、彼氏の両親、の順番です。
特に、結婚+妊娠の報告となれば、ショックが大きいのは女性側の両親です。まずは、彼女の両親に挨拶をしましょう。
双方の義父母に挨拶するときは、自分の親には、相手のことをひと通り話しておくとスムーズです。どんな相手なのかを伝えておけば、両親も心構えができます。
両親への挨拶は、女性側と男性側で、「結婚・妊娠報告」と「両親の承諾」の順番が違います。
- 女性側の実家:挨拶・報告⇒承諾
- 男性側の実家:報告⇒承諾⇒挨拶
彼女の両親への報告に注意が必要
彼女の両親に報告するときは、実家に行ったときに、「両親の承諾」をもらいます。
彼女の両親に承諾をもらうのが、正念場です。具体的な、挨拶の方法は、後ほど触れます。ここさえ乗り越えてしまえば、その後は気が楽ですね。
彼氏の両親には、承諾をもらってから挨拶に
彼氏の両親には、事前に彼氏が両親へ「結婚・妊娠の報告」をしておきます。そこで、「両親の承諾」をもらってから、彼女を連れて、実家へ挨拶に行くようにします。
彼氏の立場としては、自分の両親に「結婚相手を紹介する」というスタンスです。
もし、事前に確認せず、実家へ挨拶に行った時に揉めると、妊婦の体に悪影響があるかもしれません。特別な事情がない限り、承諾⇒紹介&挨拶、というステップを踏みましょう。
両親への報告の次は?
結婚報告には、一般的な順番があります。具体的には、
- 女性の両親
- 男性の両親
- 職場の上司
- 会社の同僚や友人
- 親戚・親族
職場は、上司⇒同僚、という順番を意識しておきましょう。職場へ報告するタイミングは、結婚式場が決まった後です。
挨拶の仕方と伝え方に要注意!
結婚と妊娠の報告は、伝え方が非常に重要です。相手の親が厳しい親の場合、特に注意しましょう。挨拶の仕方に失敗すると、好印象を持たれず、結婚の承諾が一旦こじれてしまうかもしれません。
しっかりと作戦を練っておきましょう。特に、彼女の両親への報告は、慎重にいきましょう。
伝える順番は、「結婚の意思」⇒「妊娠の報告」
できちゃった結婚になることを相手の両親に伝えるときに、一番大切なのは「伝える順番」です。
絶対NGなのは、「妊娠したので結婚する」という話し方です。
実際そうだったとしても、相手の両親に、「子供ができたから結婚する」というイメージを持たれないようにしましょう。
あくまで、「結婚しようと考えていたところに、たまたま妊娠が重なった」という風に話すことが重要です。
- 結婚することを決めていた(結婚の意思)
- 妊娠している(妊娠の報告)
という順番で話しましょう。結婚の意思が固まっていて、その上で妊娠している、という順番がポイントです。
二人とも、元々結婚する意思がある、という点を強調します。
実際には難しいと思いますが、
- 結婚の意思表示
- 両親の承諾
- 妊娠の報告
という流れが理想的です。
挨拶は例文を暗記せず、「伝えたいこと」を決める
挨拶は、例文を暗記しようとせず、「伝えたいこと」を覚えておいて、自分の言葉で話すのがオススメです。
暗記して話そうとすると、緊張して頭が真っ白になったとき、本来伝えたい内容とは全然違うことを話してしまうかもしれません。「伝えたいこと」を覚えておけば、スラスラと話せなくても、たどたどしい言葉になっても、一番伝えたいことを伝えられます。
- 「結婚を決めていたところに、妊娠も判明し、おめでたいことが重なり、嬉しく思っている」
- 「本来の順番と逆になってしまって・・・」
- 「授かった命、二人で一生懸命育てていく」
ということを伝えるようにしましょう。無理に説得しようとするのではなく、まずは、自分たちの意思や責任感を誠実に伝えていくことが大切です。
親が安心できる話をする
おめでた婚と親が聞いて、「仕方がない」と思ったとしても、「結婚してから大丈夫なのか」と心配しますよね。親の理解を得ながら、安心してもらえるように、話の材料を用意しておきましょう。
親が聞いて安心する内容、気になることは、例えば、
- 子供を育てる意思
- 将来設計
- 経済力
です。二人で事前に打ち合わせて、話す内容を整理して考えておくのがオススメです。
両親としても不安なので、色々質問されると思います。その際、言い淀んだり、迷ったりしている素振りを見せないようにしたいですよね。そのための事前準備です。
旦那さんが奥さんと子供を養っていくのか、共働きで頑張るのか、どちらにせよ、結婚するにあたって、経済的に不安がないことは、しっかり伝えておきましょう。
将来設計は、仕事面での話、どこに住むのか、マンションを購入するのか、といった新婚生活や子育て、生活基盤に関する具体的な話を考えておけば大丈夫です。確実にそうなるかどうかは別として、現時点で考えている将来像をイメージしておきます。
あと、直近の予定も聞かれるはずなので、自分たちのためにも整理しておきましょう。
- 結婚式は挙げるのか
- 妊娠中に結婚式をするのか、出産後にするのか
- いつ入籍するのか
- 同居と引越の時期はいつか
- 新婚旅行はどうするのか
このような話は、両親に聞かれなくても、二人で話し合っておきたい内容です。
できれば事前に根回し
もし、可能なら、両親のうち、反対しなさそうな方に、事前に妊娠のことを打ち明けおけると、スムーズです。味方になってもらって、当日、妊娠の報告をするときに、サポートしてもらえると、反対もなく、うまくいく可能性が高くなります。
事前に打ち明けられるかどうかは、本人たちと両親の距離感次第です。
でき婚で最も反対するのは、彼女の父親、というカップルが多いようです。彼女と彼女の母親が仲良ければ、事前に彼氏・彼女・彼女の母親で会って、打ち明けておくといいと思います。
服装と手土産で印象アップ
相手の両親に挨拶するときは、服装と手土産で好印象を持たれるように意識しましょう。
服装は清潔感が重要です。手土産は、事前に情報収集して、両親の好きそうなお土産を用意しておくのがオススメです。
具体的な方法は、下記の記事で触れていますので、ご覧ください。
両親に反対された場合は?対処法を考えよう
相手の両親のところへ挨拶に行く「前に」、反対された場合どうするのかを考えておく必要があります。反対されてから対処法を考えるのでは、ちょっと遅いです。挨拶前に作戦を練っておきましょう。
結婚するカップルの25%は、でき婚です。でき婚が一般的になっているとはいえ、親世代では、まだ受け入れることができない人も多いです。
両親への挨拶、結婚・妊娠報告の際、最初は、両親に反対されるカップルもいます。
反対されたときに、NGな行動と具体的な対処法について解説します。
これはNG!反対されたときの注意点
授かり婚であれば、反対されることもあります。ただ、注意したいのは、反対されたときの行動です。
NGな行動:感情的になる
まず、絶対に避けた方がいいのは、感情的になることです。感情的にならず、冷静に対応しましょう。
勢いに任せて、土下座しても、なかなかうまくいきません。妊娠の報告をしたその日に、なんとか許してもらおうと思わずに、長期戦で考える必要があります。
NGな行動:開き直る
法的な意味では、両親の同意を得ずとも、結婚はできます。
ただ、
「自分たちが結婚したいと思っているんだから、両親が反対しても関係ない」
という風に、開き直るのはNGです。
両親が反対したままで、両親が結婚式に出席しない、という状態はありえないですよね。
妊娠中の結婚準備や結婚後の子育てでは、親の協力が不可欠です。おめでた婚なら、子育ての悩みや物理的なサポートが、結婚後すぐに必要になります。妊娠しながらの結婚式準備も大変です。
きちんと両親からの許可をもらえるように頑張りましょう!誠実な態度で根気よく説明していけば、いつか理解してくれるはずです。
おめでた婚を両親に反対されたときの5つの対処法
反対されたあと、両親に承諾してもらうためには、色々なアプローチや工夫が必要です。まずは、5つのポイントを押さえておきましょう。
- 冷静に受け止める
- 誠実な態度で伝えるべきことは伝える
- 当日は、一旦帰る
- 反対理由と原因を分析する
- 周囲を味方につける
冷静に受け止める
両親に反対されたときは、まずは冷静に受け止めましょう。
「なんで反対するんだ」と怒ったり、「賛成してもらえるまで帰りません」と強引に居座ったりすると、余計にこじれます。絶縁する、とかになったら修復しようがありません。
無理矢理、両親に納得してもらうのではなく、きちんと理解してもらって結婚する。
ここのポイントを意識しておきましょう。
両親が反対する理由、不安・不満、意見等をしっかり把握するために、冷静に相手の両親の言っていることをしっかりと聞くことが大切です。
誠実な態度で伝えるべきことは伝える
無理に説得しようとせず、結婚への意志、子供を育てる覚悟等、両親に伝えるべきことは、冷静に伝えるようにします。
後日、両親が冷静になって、二人の結婚について考えたとき、思い出すのは、「結婚相手が言った言葉と態度」です。
- 反対されたから何も言わずに帰る
- イライライする・動揺する
という風にならないように、落ち着いた態度で、やるべきことを果たしましょう。全部を伝えようとせずに、本当に伝えたい最優先の内容は何か、を整理しておくのがオススメです。
当日は、一旦帰る
相手の両親の話を聞いたら、一旦引き上げます。「許してもらえるまで帰りません」と居座るのはNG。
「本日はこれで失礼します。あらためてお時間いただければ幸いです」
という風に、再訪の意志を伝えて、さっと帰るようにしましょう。結婚の意志があることだけは、しっかり伝えておきます。
いきなり妊娠の報告をされたら、普通、両親は動揺します。動揺したときに、畳み掛けるように説得しようとするのではなく、時間をおいて、お互い冷静になる必要があります。
時間が解決してくれることもあります。時間が経って、親が冷静になって考え方が変わってくるかもしれません。
まずは、一度帰って、再度説明にいくようにしましょう。許しがもらえるまで通う覚悟が必要です。諦めずに頑張りましょう。
反対理由と原因を分析する
両親が反対したときに、どんなことを言ったのか思い出して、対策を考えます。
- 「いきなりで失礼」⇒時間をかけて説得
- 「ちゃんと育てていけるのか」⇒経済性や将来設計
- 「妊娠したから結婚じゃないのか」⇒元々結婚する意志があった
- 「妊娠させる男は信用出来ない」⇒誠実な態度を根気よく
こんな風に、「なぜ反対しているのか」の理由と原因がわかれば、ひとつひとつ解決していくようにしましょう。
ただ、「言っていることと本音は違う」という場合もあります。
そのときは、身内から本音を探ってもらうのも、ひとつの方法です。父親が反対しているなら、母親から聞く。両親とも反対しているのなら、兄弟姉妹から聞く。本音を探ってみましょう。
「反対理由がこれだから、こう言えばいいんだ」と単純に考えずに、反対や不安を解消するような内容を伝えつつ、結婚に対する意志、今後の生活について伝えていくことが重要です。
周囲を味方につける
反対された後、OKをもらうには、身内の誰かに「味方になってもらう」ことが大切です。周りから固めていくイメージですね。
自分たちが正面から説得するだけではなく、周囲から間接的に「結婚を許してあげなよ」と言ってもらえると、効果的です。
まずは兄弟・姉妹
兄弟姉妹がいる場合は、まずは味方になってもらいましょう。両親を間接的に説得してくれるかもしれません。自分たちがいない間に、両親と話してくれると、両親の反対する気持ちが和らぎやすいです。
反対の度合いが少ないのはどっち?父親?母親?
「両親が反対している」といっても、大体、父親と母親では、温度差があります。
反対の気持ちが弱い方を味方にしましょう。
彼女の両親であれば母親、彼氏の両親であれば父親が、味方になってもらいやすい傾向にあります。
母親を例にすると、まずは母親に熱意を伝えて説得します。そして、母親から父親に働きかけもらい、結婚の許しを得られる雰囲気を作ってもらいましょう。
味方がいても、最後は自分たち
周囲が説得して、反対していた両親が気持ちを切り替えて、結婚の承諾をしてもいいか、と思うようになったとします。
そのときは、最後に、ちゃんと自分たちで、あらためて「結婚させてください」と伝えることが大切です。OKもらえることが事前にわかっていても、形式的には、きちんと筋を通しておきましょう。
早めにブライダルフェアに行こう!
二人で結婚に向けて動き始めたら、式場選びも具体的に考えていきましょう!同居や入籍のタイミングは、結婚式の時期に関係してきます。早めに動けば、希望の日程で結婚式が挙げられます!
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