披露宴の乾杯用のドリンクはシャンパン？2つのステップで考える

披露宴では、乾杯のときは、乾杯用のドリンクを用意するのが一般的です。乾杯用ドリンクの定番は、シャンパンですね。たった1杯なのに、ドリンクの値段にはかなり差があるんです。本当にどの程度必要なのでしょうか？考えるポイントについて書いていきます。

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乾杯のドリンクは、ピンキリ

乾杯の挨拶とともに飲む1杯。それが乾杯用のドリンクです。たった1杯のことなんですが、普通のドリンクとは別扱い、別料金なことが多いです。

そして、この乾杯用ドリンクは、値段が結構違うんですね。

ボトル単位で金額を計算しているからだと思うんですが、何万円という額で違うこともあります。

1杯あたりで見ると安く見えますが、人数分で計算すると、それなりの金額になります。

乾杯用のドリンクは、どうやって決めればいいのか悩んだら、2つのステップに分けて考えてみましょう。

STEP1：やっぱり、炭酸？シャンパンにこだわる？

乾杯に使うドリンクは、どこまでこだわりますか？やっぱり、シュワシュワしている飲み物がいいのでしょうか？

基本的には、乾杯のときのドリンクは、シャンパンかスパークリングワインが一般的です。

たとえば、白ワインやビールにすれば、飲み放題のメニュー内で収まるので、乾杯用ドリンクの追加料金が発生しないかもしれません。

まずは、乾杯用ドリンクを特別に用意するかどうかを考えてみましょう。

そうはいっても、やっぱりシャンパンやスパークリングワインが無難だとは思います。

STEP2：ドリンクのグレードを考える

シャンパンかスパークリングワインにすることは決めたら、次はグレードです。

価格によって何ランクものドリンクを用意しているのが一般的です。

ドリンクの味、という極めて曖昧なもので、かなり料金が違うので、注意しておかないと、必要以上に支払うことになってしまいます。

どのランクのドリンクにするのかを決めるポイントは2点あります。

• 名前ではなく、味で決める
• ゲストは、味を比較して飲むわけではない

具体的に見ていきましょう。

シャンパンとスパークリングワインの違い

みなさんは、シャンパンとスパークリングワインの違いを知っていますか？

別に違いを知っている必要はありません。一応知っておいた方がいいことは、以下の3つです。

• 製法が違う
• シャンパーニュ地方で作られたか
  • スパークリングワインの一種

ポイントは、「味の違いではない」ことです。

ドリンクを選ぶとき、スパークリングワインより、シャンパンの方が値段が高いはずです。

「乾杯用ドリンクだから、シャンパンを選ばないといけないんじゃないか」と思う人がいますが、「スパークリングワインの味でも十分美味しい」と思えば、名前を気にせず、スパークリングワインを選べばいいだけです。

ゲストが手に取るドリンクに、名札がついてるわけではありません。シャンパンかスパークリングワインか、という風に悩むのは止めましょう。

ゲストは、ドリンクの飲み比べをしない

成約者向けのフェアで、乾杯用ドリンクの試飲ができることがあります。

そうすると、飲み比べをすると思うんですが、これがまた混乱する原因となります。

「これに比べて、こっちの方が飲みやすい」とか「こっちのが味が深い」とか、比較し始めると思います。

比較して優劣をつけると、どうしても高い方を選びたくなります。

ですが、ゲストが飲むのは1種類です。飲み比べるわけじゃありません。出されたドリンクを飲んで、味を感じるだけです。よっぽど慣れた人じゃないと、1種類だけで、味の比較はできないものです。

ましてや乾杯の1杯なので、そこまで気にしません。

ドリンクを比較して一生懸命選び始めたら、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。無駄に高いのを選んじゃう可能性があります。

余談ですけど、一番美味しいと感じたお酒が、一番高いわけではないことってありますよね。

乾杯用のドリンクは、変に惑わされず、「これがいい」と思ったものと予算を見比べながら、選ぶようにしましょう。

美味しいシャンパンはやっぱり美味しいんですけどね！でも、別にシャンパンじゃなくても、乾杯用ドリンクとしては、十分だと思います。