結婚式・披露宴で大人のおしゃれな演出をする7つのポイント

結婚式は大人の雰囲気で上品に演出したい、という新郎新婦も多いです。特に披露宴は気をつけないと、大人の雰囲気を作ることができません。おしゃれでカッコよく、20代はもちろん、30代・40代のオトナ婚にもぴったりな大人の演出をする7つの事例をご紹介します。

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大人の結婚式を演出してみよう！

大人っぽい雰囲気のオシャレな披露宴は、ゲストの心に残る素敵な演出になります。

いくつかのポイントに気をつけて、演出にメリハリをつけていくのがポイントです。

ベタな余興を止めると大人っぽくなる

披露宴で大人の演出をするために一番効果的なのは、「ベタな余興を止めること」です。

余興は、依頼された側がアイデアを考えて余興をするケースが多いです。つまり、新郎新婦側では、コントロールができません。極端な話、披露宴の空気が凍ることもあります。

「笑わせよう」というコントっぽい演出や、カラオケやダンスなど、いろいろな演出があります。いい余興も多いですが、「大人の結婚式」というコンセプトからはハズレてしまうことも多いです。

そこで、まずは、一旦、ベタな余興を止めることから考えましょう。一般的な披露宴の進行にとらわれると、大人っぽい演出から遠くなる可能性があります。

次に、結婚式で大人の演出をするために向いている余興を考えてみます。いったい、どんな余興があるでしょうか。

生演奏がオススメ！

私がベストだと思う大人向けの余興は、生演奏です。ただし、できる人が限られます。吹奏楽などの音楽サークルや部活に所属していた人は、ぜひトライしてみてください。音楽が得意な友達がいる人もにオススメです。

生演奏は、「余興の内容を絞り込んでお願いできる」「上質な雰囲気が出せる」というメリットがあります。

クラッシクギターやサックスのソロ演奏でも、かなり締まった雰囲気になりますので、おしゃれで大人っぽい雰囲気が醸し出せます。

注意点としては、「演奏時間が長すぎないこと」です。特に知らない曲で長時間の演奏となってしまうと、ゲストの集中力が持ちません。「世代を問わず聞き覚えのある曲や新郎新婦の想い出の曲」を演奏してもらえるとベターだと思います。

また、声楽をやっているようなプロレベルの歌はオススメです。ただし、普通に歌がうまい人のカラオケでは、中途半端になってしまうので、ご注意を。

私が出席した結婚式で、現役オペラ歌手が余興で歌っていましたが、理屈抜きに感動するレベルだったんですよね。披露宴の雰囲気がガラッと変わったのが非常に印象的でした。

おしゃれなBGMでこだわりを演出

披露宴は、BGMだけで、ずいぶん雰囲気が違います。「大人の結婚式を演出する」というコンセプトがあるなら、BGM選びも慎重にしましょう。

歌詞がある曲であれば洋楽メインで、邦楽も一般的なポップスではなく、R&B系のおしゃれな音楽をチョイスしたいところです。

また、歌詞のないBGM（インストゥルメンタル）の曲は、自分たちの披露宴の雰囲気に合わせて、ジャズかクラシック、どちらかを中心にセレクトして、曲調をまとめるのがオススメです。

曲調は、全体的に統一感があると、落ち着いた雰囲気になると思います。

リレースピーチや感動の手紙朗読を余興に

手紙の朗読やリレースピーチは、大人の結婚式にはピッタリの余興です。披露宴には取り入れやすい余興ですので、ぜひ一度検討してみてください。

さきほど、「ベタな余興は止めましょう」と書いておきながら、定番の余興なのですが・・・。

新郎新婦も、その友人も、「大人」なのであれば、スピーチや手紙朗読の演出っていいんですよね。内容もしっかりしていますし、笑わせるところ、泣かせるところ、うまくポイントを抑えてくれています。

リレースピーチは、色々なゲストのコメントが聞けて、新郎新婦、双方のゲストが、お互いの相手を知ることができるので、オススメです。

料理の演出にこだわる

料理は、内容よりも演出にこだわってみましょう！いろいろな披露宴に出席しているゲストは、披露宴料理に慣れてしまっていて、料理内容は、よっぽどのインパクトがないと印象に残りません。

それよりは、ちょっとした料理の演出だったり、こだわりを伝えたほうが、ゲストの記憶に残ります。料理の演出を大人っぽくまとめてみましょう。

定番ですが、シェフが料理を実演する演出はいいですよね。ちょっと賑やかになることもありますが、おしゃれな演出です。

また、シェフが出てきて、コース料理の説明をする、という演出もシンプルながら、効果的な演出です。大人の結婚式を意識するなら、ぜひ取り入れてみてください。

私が経験した極端な事例になりますが、友達のお父さんが、某有名ホテルの元シェフだったんですよね。その友達の披露宴のコース料理は、その某有名ホテルの料理長が陣頭指揮。さらに、披露宴冒頭で料理長自らが、料理のコースの説明をしてくださいました。

料理の内容は、もうほとんど忘れていますが、披露宴の料理の演出としては、一番印象的で、これを越える演出には未だ遭遇したことがありません。

また、とあるホテルの披露宴では、そのホテル発祥の料理がコースで出てきました。シェフがコース全体の説明と合わせて、名物料理の由来や伝統について説明をしてくれたので、よく記憶に残っています。

シャンパンタワーをアクセントに

大人の素敵な雰囲気が出る演出に、シャンパンタワーがありますね！シャンパンタワーは、若い新郎新婦がなかなか取り入れない演出です。若すぎると、ちょっと背伸びした感じの演出になってしまいますし、大人の雰囲気がある結婚式だからこそ活きる演出ですね。

ライティングやBGMとシャンパンタワーがうまくマッチすると、披露宴の進行でいいアクセントになります。

会場の装飾、色合いに気を配る

大人の披露宴を演出する上で忘れてはいけないのが、配色です。

会場の装飾・装花、ライティングなどにこだわりましょう。色のトーンは全体的に暗めでまとめて、シックな雰囲気にしてもいいですし、逆に、極端に白を多めに使っても、大人っぽい雰囲気が作れると思います。

また、照明の強さなどでも、雰囲気が変わってきます。式場の担当者さんと打合せをしていく中で、「こんな結婚式がしたい」っていうのをしっかり伝えていきましょう。