高い婚約指輪を無理して買うくらいなら、新生活で使おう！

「婚約指輪は奮発しよう！」と思っている男性も多いと思います。でも、無理して高い婚約指輪を購入するのは本末転倒。予算オーバーの高い婚約指輪を買うくらいなら、結婚してからの新生活や結婚式のためにお金を残しておくのが賢い方法です。婚約指輪の予算を考えるときは、先々の出費も視野に入れておきましょう。

スポンサードリンク

高価な婚約指輪を購入する必要がない理由

婚約指輪は、賢く購入しましょう。見栄を張って無理をしすぎることはありません。その理由を解説していきます。婚約指輪選びの参考にしてください。

「給料3ヶ月」ではない婚約指輪の相場

婚約指輪を購入するときに、一番惑わされるのが、「給料3ヶ月分」というキャッチフレーズです。実際は、全くそんなことはありません！（参考記事：「給料3ヶ月分」ではない婚約指輪）。

婚約指輪は瞬間的には嬉しいプレゼントですが、ずっと使用するのは結婚指輪です。ですので、プレゼントとしての価値と、今後の使用イメージを考えていくのがオススメです。

無理して高い婚約指輪を購入しても、「頑張って買ったのに・・・」ということにもなりかねません。

まずは、相場をチェックしましょう！婚約指輪の相場がわかっていれば、自分の立ち位置や予算がわかります。

その上で、「せっかくだから、もうちょっと高めの指輪にしよう」とか「婚約指輪はちょっと控えめの値段にしよう」とか考えることができますね。

婚約指輪の値段と相場については、「プロポーズの指輪を上手に探すコツと相場」と「婚約指輪・結婚指輪の相場は？ 」の記事をご覧ください。

彼女が購入する「半返し」にも負担

女性は、婚約指輪の値段の半分程度をお返しとして（「半返し」といいます）、男性にプレゼントする習慣があります。

結納返しのようなものですね。

つまり、奮発して購入した婚約指輪が、逆に彼女の負担になることさえあります。

結婚して夫婦になれば、家計はひとつになります。

• 男性：婚約指輪で奮発
• 女性：その金額の半返し

結婚式や新生活に向けて、金銭的にダブルパンチになっちゃいますよね。

ここで考えておくべきは、プロポーズの一瞬だけではなく、その後にかかる出費です。

プロポーズの後にかかる費用の現実

プロポーズした後、どんな費用があるのか考えてみましょう。

たとえば、ざっくりこんな感じの例です。

• 結婚式（300万円）
• 新婚旅行（50万円）
• 新生活準備（50万円）
• 引っ越し（50万円）

かかる金額には個人差があります。でも、少なくない金額が必要であることは、イメージできるのではないでしょうか。

ちなみに、結婚式については、自己負担額が100万円前後で済むことが多いと思います。それでも、200万円くらいは必要になりますよね。

婚約指輪の金額で高額にしすぎると、上記の出費に影響してきます。

10万円違えば、結婚式のプラン、新婚旅行での楽しみ、新生活での家電や家具など、ワンランクアップな選択肢が出てきます。

とはいえ、「婚約指輪でそんなセコいことはしたくない」と考える男性も多いのではないでしょうか。

婚約指輪の使うシーンはそんなに多くない

婚約指輪を使用する場面は、実はそこまで多くはありません。

• プロポーズ
• 結婚式
• 結婚式の後

まずは、「プロポーズ」で婚約指輪を贈るときです。ですが、個人的には、プロポーズで婚約指輪をプレゼントするのはオススメではありません（参考記事：婚約指輪なしのプロポーズをオススメする理由）。

次は、結婚式当日に、婚約指輪をつけます。婚約指輪が一番注目を集める場面は、結婚式当日でしょう。

そして、結婚式の後は、ケースバイケースです。彼氏からプレゼントされた婚約指輪がイマイチ使い勝手が悪くて、そのまま指輪を使わない女性もいます。

結婚式の後、婚約指輪を使うケースとしては、友達の結婚式に出席した場合や、何かのイベント等に出席するケースです。ドレスアップする場面ですね。

高い婚約指輪を購入する必要がない3つの理由

今までのことをまとめると、高い婚約指輪を無理に購入する必要がない理由は、以下の３つです。

• 相場に見合った金額を購入すればいい
• 新生活に費用を回した方がいい
• 婚約指輪を使う場面が限定されている

婚約指輪は値段だけではありません。プロポーズの演出、今後の生活、色々なことをトータルに考えて、婚約指輪を選んで行きましょう！