40名以下の小規模な結婚式は、少人数ならではのメリットとデメリットがあります。少人数の結婚式を考える前に把握しておけば安心です。合わせて、少人数での注意点や失敗談についても紹介します。後悔のない式場選びを心がけましょう。
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増えつつある小規模な結婚式
最近は、小規模な挙式を希望するカップルが増えつつあります。「少人数ウェディング」や「プチウェディング」といった言葉もできています。
小規模な結婚式には、魅力的な点も多いので、人気が出つつあるようです。注目を集めていますね。
では、具体的に、少人数の結婚式のメリットとデメリットについて整理しておきましょう。
少人数の結婚式のメリット
アットホームな雰囲気になる
少人数で結婚式を挙げたいカップルの理由が、「アットホームな雰囲気で結婚式をしたい」というものです。
ゲストが少人数の場合、親族のみ、もしくは、親族と親しい友人のみ、くらいが招待客の範囲です。
人数が少なければ、それだけゲストと新郎新婦が接する時間が増えます。心温かい結婚式になりますね。
また、職場の上司等、義理で呼ばないといけない人がいない、というのも大きなメリットです。プライベートな素の自分を出して結婚式や披露宴を実施することができます。
低予算で結婚式ができる
結婚式のスタイルにもよりますが、低予算でコストパフォーマンスの高い結婚式が実現しやすいです。余計な演出や会場費など、もろもろの費用が抑えられます。
参加者のご祝儀か会費から逆算して、赤字にならないように結婚式を挙げることもできるのが少人数の結婚式のメリットですね。
結婚式準備が楽。準備期間も短い
全体的にコンパクトな結婚式になるので、準備するボリュームが少なく、通常よりも準備期間が短いです。
直前での結婚式でも対応できるのが少人数結婚式の特徴ですね。
特に、招待状関連の負担が少ないのが嬉しいですね。出席者の確認、招待状の印刷、郵送、受け取り、と面倒な作業が多いです。
色々なスタイルの結婚式から選べる
海外ウェディングや国内のリゾートウェディングをしたい場合は、必然的に少人数の挙式になります。
大人数の結婚式だとできない式場やスタイルがあります。40人までしか収まらない会場だったら、大人数はできませんよね。色々なスタイルから選べるのが、少人数のメリットです。
少人数だからできる会場もある
さらに具体的に考えていくと、例えば、ホテルのスイートルームや料亭で親族や親しい友人を招いた結婚式は、少人数だからこそできる結婚式です。
ゲスト一人ひとりに対応ができる
80人の結婚式と10人の結婚式、結婚式の時間が同じなら、10人の結婚式の方が、ゲストと接する時間が長くなります。
少人数になればなるほど、ゲストと話すこともできますし、「ゲストと一緒に」結婚式をする、という風にすることもできます。
ゲスト同士の交流ができる
大人数の結婚式では考えられない「ゲスト同士の交流」ができます。
海外ウェディングで、お互いの親族のみでコテージに宿泊。一緒に過ごす時間が取れて、両家が仲良くなれた、という友人夫婦がいます。
結婚後も両家同士の交流が続き旅行に行ったりしているそうなので、少人数の結婚式がとてもうまくいった例ではないでしょうか。
少人数ならではの演出ができる
招待状や引き出物など、一人一人のゲスト個別に丁寧な準備ができます。60人以上の結婚式になると、ゲスト個別に対応するのは現実的ではありません。
マタニティ婚や再婚でも挙げやすい
マタニティ婚の場合、準備期間が多く取れませんが、少人数の結婚式なら問題ありません。最短2週間でOKという式場もあります。
また、再婚の場合、こじんまりと結婚式を挙げたいというニーズがありますので、大人数の結婚式よりは向いていますね。
少人数の結婚式のデメリット
会場や演出、衣装に制限がある
少人数の結婚式でのデメリットは、会場、演出、衣装に制限が出てくる場合があることです。
「こんな会場で結婚式をしてみたい!」
と思っても、60人以上の対応可の会場、というケースがあります。
また、レストランウェディング等の場合、会場の設備の関係で、ウェディングドレスの種類に制限が出てきたり、お色直しが難しかったりする場合もあります。
自分たちがどんな結婚式をしたいのかイメージして、式場選びをすれば、回避できるデメリットなので、事前に二人で色々話しておくのがオススメです。
会場によっては、割高になる場合も
結婚式には、ゲストの人数に関係なくかかる固定費があります。カメラマンの撮影費用、衣装、司会等です。
固定費は、ゲストの人数が多いほど、費用が回収できて割安になります。ここは、少人数の結婚式で不利な点ですね。
人数に合わせたプランを用意している結婚式もありますので、きちんと見極めましょう!
演出を考えないと盛り上がらない場合も
少人数の結婚式は、少人数ならではの演出ができる一方で、演出に失敗すると寂しい結婚式になるリスクもあります。
「アットホームな披露宴になるから演出はいらない」と考えてしまうと、披露宴中に盛り上がるポイントがなくて、単調で寂しい感じになってしまいます。
大げさな演出である必要はありません。ゲストに合わせた演出プランを考えておきましょう。
結婚式を挙げる上での注意点
では、最後に少人数の結婚式を考える上で、あらかじめ知っておいた方がいい注意点について触れていきます。
段取りが難しい
少人数の挙式や披露宴なほど、個性的な結婚式になることが多いです。そのため、一般的にある典型的な流れとは違ってきますので、上手に段取りをしていく必要があります。
服装・衣装選び
さっきも書きましたが、会場によっては、衣装選びに制限が出てくる可能性があります。
スカートが広いウェディングドレスではなく、動き回りやすいドレスを選ぶのがオススメです。
料亭やスイートルームのような会場では、ウェディングドレスではなく、男性はスーツ、女性はワンピース、という場合もあります。
結婚式に呼んでいない人への配慮が必要
小規模な結婚式を挙げる場合、結婚式で招待していない人への配慮やフォローが必要になります。
親しい友人や職場の上司、先輩、同僚等、大人数の結婚式なら呼ぶけど、小規模だったら招待できない人がいると思います。
個人的にオススメなのは、小規模な結婚式・披露宴+1.5次会です。
そうすることで、結婚式に来ていない人も満足してくれやすいと思います。
司会は必要かも?
少人数だからといって、自分たちだけで進行せず、司会の方を手配した方がいい場合も多いです。
手作りな結婚式が実現できますが、司会やカメラマン等プロの人と上手に役割分担をしておくのがオススメです。
新郎新婦で司会をする」という演出がない限り、司会は手配しておくようにしましょう。
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