両家の顔合わせ【当日マニュアル】食事会の流れと進行

両家の顔合わせ食事会では、事前に当日の流れと進行を把握しておくことが大切です。失敗しないためにも、食事会の流れをイメージしておくと安心です。食事会当日に行いたいオススメのポイントについても解説していきます。当日に安心なマニュアルをぜひご覧ください。

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顔合わせ食事会当日の流れと進行

当日の流れは、以下の8つのステップがあります。それぞれのポイントを押さえておきましょう

  1. 待ち合わせ
  2. 食事会の席次・席順
  3. 最初の挨拶と乾杯
  4. 自己紹介と両親の紹介
  5. 記念品交換
  6. 会食・歓談
  7. 結びの挨拶
  8. 記念撮影(おすすめ)

では、ひとつひとつ具体的に解説していきます。

1.両家の待ち合わせ

意外に見落としがちですが、待ち合わせには要注意です。食事会の会場の「外」で待ち合わせて、両家が揃ったタイミングで、顔合わせの会場に入るようにします。

新郎新婦、どちらか側だけが先に会場に入っていて相手を待つ、ということがないようにしましょう。お店には、双方が揃ったタイミングで入ります、

待ち合わせ場所は、両家が待ち合わせのしやすい場所にするのがオススメです。

新郎新婦と両親で合計6名です。混雑している場所やレストランの入り口では、待ち合わせ場所に向いていないかもしれません。

お互いに集合時間の5分~10分前に到着するようにしましょう。どちらかが遠方の場合は、近場の家族が早めに到着しておくのがスマートです。

2.食事会の席次・席順

顔合わせ食事会に対応しているお店であれば、顔合わせ向けの席レイアウトになっています。典型的なレイアウトは、3対3で対面に席が並んでいるタイプです。

顔合わせ食事会の場合、結納のように、席次・席順は決まっていませんが、一般的な上座・下座で考えるのが無難です。

両親をスムーズに案内できるように、新郎新婦本人たちが事前に把握しておきましょう。

席次・席順のポイントは、「新郎側、新婦側の位置」と「父、母、本人の並び」の2つです。

  • 入り口から遠い方が新郎側、近い方が新婦側
  • 席は奥から父親、母親、本人の順番

上座・下座で考えると

  • 上座が新郎側、下座が新婦側
  • 上座側から、父、母、本人

となります。

3.最初の挨拶と乾杯

着席後、まずは開始の挨拶です。新郎、または、新郎父が挨拶をします。簡単な挨拶と乾杯です。

乾杯用の飲み物が来るタイミングによって、挨拶と乾杯を分けてもいいでしょう。乾杯の挨拶というのは、いわゆる乾杯の音頭ですね。

顔合わせ食事会が慣れているお店であれば、お店側がうまく対応してくると思うので、流れに任せましょう。

  • 最初にさっとお酒を注文して持ってきてくれる
  • 食事会を開始してからオーダーをする

どちらのパターンもあります。

最初にお酒を頼んでから、挨拶を乾杯をする

    1. ドリンクを注文
    2. 最初の挨拶と乾杯

着席後すぐにドリンクのオーダーを聞いて、さっと持ってきてくれるお店であれば、お酒が届いたタイミングで、「本日は~」と最初の挨拶と乾杯をします。

事前に乾杯用のお酒を聞いてくるお店もあります。

挨拶してから、お酒を頼むパターン

  1. 簡単な挨拶をする
  2. ドリンクを注文
  3. 乾杯

最初の挨拶を済ませて、どのお酒にするか決めます。ビール以外を頼む人が多い場合は、こちらのほうがスムーズかもしれません。

  1. 「今日はお集まりいただいて~(略)」
  2. 「飲み物はどうしますか?」
  3. 「では、あらためて~(略)、乾杯」

という流れです。

具体的な挨拶の例文は、【進行別】両家顔合わせ食事会の挨拶の例文の記事をご覧ください。

新郎と新郎の父親、どちらが進行役をする?

最初の挨拶、乾杯など、食事会全体の進行についても、新郎か、新郎の父親が進行役を努めます。

基本的には「新郎本人が進行役をする」と考えておきましょう。本人同士が段取りしますからね。

ただし、以下のような状況であれば、父親に任せてもOKです。

  • 父親が進行役に慣れている
  • 両家のバランス的に父親が適切

本人同士は、双方の両親について情報共有して、事前に段取りを決めておきましょう。

4.自己紹介と両親の紹介

挨拶の次は、自己紹介とお互いの両親の紹介です。挨拶、乾杯、両親の紹介、とテンポよく進めましょう。

簡単な紹介で十分なので、食事が出てくる前に済ませておきたいところです。

挨拶の順番は、本人同士⇒男性側両親⇒女性側両親の順番です。

  1. 新郎本人
  2. 新婦本人
  3. 新郎の父親
  4. 新郎の母親
  5. 新婦の父親
  6. 新婦の母親

両親の紹介は、新郎新婦本人が、自分の両親を相手に紹介します。

  • 新郎「父の~です。母の~です」
  • 新婦「父の~です。母の~です」

本人が紹介せずとも、両親自身が自分たちで自己紹介するケースもあります。当日の流れに任せましょう。

5.婚約記念品の交換

紹介後、婚約記念品を交換を行います。イベント的な感じですね。

お店のスタッフが入ってくると落ち着かないので、食事前か、食事が運ばれてきた直後がちょうどいいタイミングです。

女性への婚約記念品は指輪、男性への婚約記念品はそのお返し、という形です。

相手の婚約記念品を渡して交換する、というのが一般的です。

ですが、交換せずとも、「こういうプレゼントをもらいました」とお互いが、自分へのプレゼントを告げるパターンもあります。

婚約記念品が準備できていない場合

プロポーズ後で婚約指輪は用意してても、そのお返しの婚約記念品が用意できていない場合もあります。男性に対するプレゼントですね。

そのときは、「これから、~~を贈ろうと思います」と伝えるだけでもOKです。

実際、私たちの場合がそうでした。

婚約指輪、結婚指輪は購入していたので、指輪をお披露目するだけで済ませました。

6.会食・歓談

ここまでくれば、あとはご飯を食べながら、話すだけです。

本人同士で事前に話しておいて、双方の両親が盛り上がれそうな話題を考えておくとスムーズです。

「NGな話題」を共有しておくことも大切です。

結婚式や新婚旅行の内容やスケジュールを伝えておくといいですね。

婚姻届の「証人欄」を両親に書いてもらう

婚姻届は、「証人欄」に両親の署名捺印が必要です。

例えば、実家が遠方の場合、婚姻届を実家に郵送して、両親に証人欄へ記入してもらい、送り返してもらう、というステップが必要です。

そお互いの両親が集まる食事会の場で、それぞれの両親に「証人欄」へ記入してもらうと、一回で済むので、とても楽です。

婚姻届の証人欄には、父親と母親で、別々のハンコが必要なので、印鑑を2つもってきてもうようにしましょう。

7.結びの挨拶

食事会の最後は、締めの挨拶です。新郎・新婦本人同士が、今日のお礼を述べます。新郎の父親が進行役の場合は、そのまま父親が挨拶する場合もあります。

新郎だけで、「本日はありがとうございました」と簡単な結びの挨拶で締めてもOKです。

手土産があれば、最初の挨拶後か、結びの挨拶が終わったタイミングで渡すのがベストです。

8.記念撮影(おすすめ)

食事会の最後で、集合写真を撮影するのがオススメです。お店の人に頼めば、スマホでもデジカメでも撮影してくれます。

記念写真を撮っておくと、披露宴で流すムービーの素材として活用できます。

新郎新婦+お互いの両親が集合した写真は、結婚式前だと、両家の顔合わせ食事会のタイミングくらいしかありませんので、忘れずに撮影しておきましょう。



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結婚式準備は、早め早めの行動が大切です。両親の顔合わせをするタイミングでは、「こんなところで結婚式を挙げたい」という話ができるといいですね。

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